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Peavey V-type EXP Toremoro 改造後(その8)
またまたPeaveyのギターを改造しちゃいました。 といっても、今回は問題あるところを直したといった感じです。 実は以前から、3弦と4弦のチューニングが狂いやすくて気になっていたんです。 特にアームを派手に使った後は、絶対狂っているという状態で、何とかしなければとずっと考えていました。 なぜチューニングが狂うのか、いろいろ調べてみたのですが、怪しいのはナット部分とブリッヂサドル部分! (弦が直接触れている部分ですから、当然ですね。) ブリッヂサドルに関しては、とりあえず3弦用と4弦用に2つ新品を用意すれば、 仮にPeaveyのギターに使わなかった(合わなかった)としても別のギター用として使えるので 無駄になることはないということで買うことを決意しました。 ナットに関してですが、通常フロイドローズ用ロック式ナットのナットキャップは、 ねじ止め式なのでねじをゆるめれば簡単に取れます。 ところがPeaveyのギターのナットキャップは、ねじをゆるめても簡単には取れません。 ナットキャップとナットハウジングのサイズがギリギリで、 ナットハウジングにナットキャップがぴったり挟み込まれた感じになっており、 ペンチ等で引っぱらないと取れないぐらいの状況です。 ためしに別のギターのナットキャップを付けてみた所、 ナットキャップは挟み込まれることはなく簡単に付けたり外したりできました。 つまり、もともとPeaveyに付いていたナットキャップの大きさ(長さ)が なぜか本当のサイズよりちょっと大きく作られているようです。 おそらくこのために、ロック式のはずがしっかりロックされず、チューニングが狂うのではないかと・・・・・。 とにかく、これもフロイドローズ純正のナットキャップを買えば解決できる! っということでこれらを購入し付け替えることにしたわけです。 さらに、ついでといってはなんですが前々から気になっていたトレモロ用のブロックも 良いと言われているものに替える事にしました。 メインで使っているPeaveyのギターと赤いFenderJapanのSTM(Red5ね!)に取り付けます。 STMについているトレモロは、Charvelブランドなんですが、 いわゆるフロイドローズと全く同じものなので問題無く取り付けられるはず。 Peaveyについているトレモロは、フロイドローズライセンスのPeaveyブランドですが、 ちょっと見た目的にもいわゆるフロイドローズと違うところがあるので、 果たしてフロイドローズ用のブロックがそのままつくかどうか心配ではありますが、 だめなら黒のCharvelのフロイドローズに付けられるので良しとしました。 ただこれに関しては、果たしてどれほどの効果があるものなのか、さっぱり検討つかないまま購入です。 |
今回、購入した部品です。 フロイドローズ用ブリッヂサドル、フロイドローズ用ナットキャップ、フロイドローズ用トレモロブロックですが、トレモロブロックだけは、フロイドローズ純正ではなく、Killerブランドです。 ブリッヂサドルとナットキャップは、ESPの札が付いていますが、フロイドローズ純正部品です。 |
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ナットキャップのアップ画像ですが、ピンボケになっちゃいました。ごめんなさい。 もともとPeaveyのギターには、黒いナットキャップが付いていたので、本来なら黒いナットキャップを購入するべきですが、同じ価格なのでなんとなくゴールドにしてみました。 深い意味は、ありません。 これを、3つ買いました。 |
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ブリッヂサドル3弦・4弦用です。 こちらもゴールドにしてみました。6個あるサドルの1つもしくは2つがゴールドで、それ以外は黒だと、かなり変に見えるのではないかと・・・・・。 そういう意図で、ゴールドにしてみました。 これを2つ買いました。 |
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Killer Sustain Blockです。2つ購入しました。 フロイドローズ純正ブロックと交換することにより、音質の改善とより長いサステインを得られるというものです。 いくつかのメーカーから、同じようなものが発売されていて、純正ブロックより大きく、重たいつくりになっているので、ビッグブロックと呼ばれてます。おいらは、金額的に手ごろなKillerのものを選びました。 |
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サステインブロックの比較です。 両脇にあるのが、フロイドローズ純正のブロックで長さが37mmと32mmのものです。 中央が、Killerのブロックで35mmです。 重量は、Killerのものが最も重たいです。 |
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Peaveyのギターについていたブロック(左側)とフロイドローズ純正の32mmのブロック(右)です。 Peaveyのブロックは、見た目が安っぽいですね。 いかにも、鋳物ですって感じ。 |
付け替えたナットキャップ(その1) | |
付け替えたナットキャップ(その2) | |
付け替えたナットキャップ(その3) なんだか成金親父の金時計風に見えてしまうのは、気のせいだろうか・・・・・。 |
ナットキャップ・サステインブロック交換後インプレッション |
今回の改造は、ねじをはずして付け替えるだけの簡単なものだけだったので、あっという間に終わりました。 まず、赤いFenderJapanのSTM(Red5)にKillerのサステインブロックを取り付けました。 音色・音質に関しては、これによる変化は感じられません。 サステインに関しては、確かに長く伸びるようになりました。 ただし、劇的に変わったというほどではありません。 アンプは、GUYATONEのGA-300FCで、ボリューム1でしか試していないので ボリュームを上げるともう少し違いがはっきりするのかもしれません。 次にPeaveyのギターのサステインブロックを交換しました。 ネジのサイズ等が一致するかちょっと心配だったのですが、問題無く取り付けられました。 ブリッヂサドルをゴールドものに交換しようとしたところ、 なんとPeaveyのブリッヂサドルとフロイドローズのブリッヂサドルでは、 サイズが違うことがわかりました。 横幅と縦の長さは同一ですが、高さというか厚さが違うんです! フロイドローズ用よりPeaveyの方が厚いんです。 6個あるサドルを全てフロイドローズ用に交換すれば問題ありませんが、 3弦用と4弦用だけ交換すると6本の弦の高さが合わなくなります。 というわけで、ブリッヂサドルの交換はやめることにしました。 続いて、ナットキャップを交換し、チューニングを合わせ、オクターブチューニングもバッチリ合わせました。 これで、Peaveyのギターを弾いてみたところ、音色・音質の変化はやはり感じられません。 しかし、サステインはFenderの時よりもはっきり伸びるようになりました。 といっても、やはり劇的な変化ではありません。 さらに、予想外の効果で驚いたのが、ピッキングハーモニクスが出易くなったことです。 Peaveyのギターは、ピックアップをディマジオのTheToneZoneに替えてから、 ピッキングハーモニクスを使うときにピッキングポジションの正確さを要求されるようになりましたが、 なぜかこれがちょっと寛容になったようです。 ピッキングポジションをたいして意識しなくても、ピッキングハーモニクスが決まるようになりました。 おそらくサステインブロックによるものと思われますが、うれしい効果です。 また、かなり時間をかけ、アームを使いまくってギターを弾いてみましたが、 以前のようなチューニングの狂いは全くありません。 やはり、チューニングの狂いの原因はサイズがおかしいナットキャップにあったようです。 |
ってなわけで、簡単ではありましたがバッチリ効果のあった改造・改善だったわけです。 2003年08月12日(火) |
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